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送信ボタンを押すとき想いを載せる

最近はじめたこと。

メールの終わりに「しあわせな1日でありますよう」、英語なら「Have a Shiawase day!」をつけ、「送信」ボタンを押すときに、しっかりと想いを載せること。

私にとって、しあわせな1日は「よい1日」とはまた違う語感があります。

英語のHappyは、「肯定的な感情」つまり一時的な状態を指すのに対し、Happinessは長期の主観的幸福を指します。主観的幸福には、嫌な出来事や否定的な感情も受容することが含まれています。

だから、メールの終わりの「しあわせな1日でありますよう」は、嫌なことも嬉しいこともあるのが自然の毎日の中で、それでもしあわせに気づき、受け取り、しあわせでいることを選択して生きられますように、という願いを勝手にこめているわけです。

これね、気持ちがいいです。きっとコンパッションって、もともと人間がもっている性質だからなんでしょうね。

アメリカの心理学雑誌 Psychology Todayオンライン版の記事を引用します。

この記事では、コンパッションの研究をもとに下記5つの理由を挙げています。(意訳)

  1. 自分の苦しみが認知されるから:他者へのコンパッションは誰かの痛みに寄り添おうという意図から始まります。その過程で私たちは自分の痛みに触れ、自分ひとりだけではないという感覚になるから。
  2. 人間の苦しみの普遍性を理解できるから:痛みや苦しみは個人的なものであるが、コンパッションを通して、人間である限り感じる心の痛みや苦しみは避けられないものであることが李愛できるから。
  3. 私たちの苦しみに対する感情的な反応だから:コンパッションの語源には「共に感じる」が入っています。コンパッションは他者の痛みを知るだけではなく、共にいることで、他者とつながっている安心感を生み出します。
  4. コンパッションは、不快な感情を受け入れることを必要とするから:他者が痛みを否定しないで向き合っている姿をみることは、自分の不快な感情に向き合う力を与えてくれます。
  5. 苦しみを緩和したい動機があるから:コンパッションは感情を含むけれど、感情だけではない。

明日、メールの送信ボタンを押すとき、5秒だけ立ち止まってみてください。

あなたはそのメールに何を込めますか? 受け取る相手のために何を願いますか?

Have a Shiawase Day!

(あさの)