講師サミットオンライン2021の登壇が終わり、ほっと一息ついているところです。何を話したかはっきり覚えておりませんが(汗)、写真でみると楽しそうだ。
はい、楽しかったです。
対談相手のNPO法人日本サーバント・リーダーシップ協会理事長/株式会社レアリゼ代表取締役 真田茂人さま、モデレータを引き受けて下さった山原享さま、機会を下さった主催のガイアモーレ代表の須子はるかさま、そして運営スタッフのみなさまに心から感謝しております。この楽しさ、この経験からの学びは、今回のご縁がなかったら味わえませんでした。
享
ちなみに、こんなに↓準備しましたの。
まじめか。
はい、まじめがとりえです。
この中で言えたのは1割くらい。そんなに言いたいことがあった自分にあらためてビックリです。
録画アーカイブもご提供いただけるようなので、また本ブログ読者のみなさまにお届けできるようでしたらシェアさせていただきますが、結局のところ、大きく「しあわせ」「はたらくこと」に関するパラダイムがシフトしつつある「今こそ、人間らしいリーダーシップを取り入れるチャンス!」 が一番伝えたかったのかもしれません。
なぜか。
私にはそれを実感を持って言える原体験があるから。
思い起こせば会社員時代、上司は海外にいる外国人という生活を15年くらいしておりました。リモート上級者だったわけです。あるひとりの上司は、普段の1オン1はもっぱら心のフォローをしてくれました。仕事の話もしましたが、チェックされることはゼロで、信頼されていることのパワーが、私をよりやる気にさせ、自律を助けてくれました。
あるとき彼は、私が大きな失敗をして本当に困っていたとき、静かに私が状況を言い終わるまで口を挟まずきいてくれて、
「一緒になんとかしよう」「なんとかなるよ」
と寄り添ってくれました。それはそれは人間的なやりとりでした。彼は上司として私の失敗を「問題」と捉えることもできたはず、私の弱点を指摘したり、私のかわりに問題解決をすることもできたはず。だけど、彼は写真の猫ちゃんのように「人間だから転ぶこともある」「この失敗を糧にして成長していく私を信じ支援する」というあり方でした。私という一人の人間に敬意をもって、必要なことだけを、必要な程度してくれました。あの追い詰められた状況で、この困難があってよかった、と思えるほどに立ち直るには、彼のお陰でそんなに時間がかかりませんでした。そうやって私は強くなってきた。こうして、
多くの方のコンパッション(深い思いやり)を受けて、今の私があるのは間違いありません。
今回の登壇にあたっても、多くの友人がネタ提供してくれたり、壁打ちにつきあってくれたり応援メッセージを送ってくれました。(ありがた過ぎ。涙)これも彼らからのコンパッション。そのコンパッションを受け取った私が、少しでも今日の対談を聞いてくださった方に1ミリでもお役にたてることを届けられたならばと願います。ある時は送ったり、ある時は受け取ったり、こうして循環、伝染していくのですね。それって「愛」と呼ぶこともできますが、職場には馴染にくい言葉だから今日のところは「思いやり」としておきましょう。(でも愛だよねぇ。。)
みなさんが、健康でありますように
苦しみから解放されますように
しあわせでありますように
ある研究によると、利他的な行動を「見た」人は同様の行動をとる傾向があるそうです。つまり利他的な行動は伝染します。まずは自分から。
今日の問い
あなたは、これまで、誰からどんなコンパッション(深い思いやり)を受け取ってきましたか?
かおり
お知らせ
対談相手の真田さんからのご案内
- 2021年10月12日(火)14:30~17:30「5年目社員のためのリーダーシップ研修」体験セミナー
- 2021年10月20日(水)14:30~17:30【パーパス・ドリブン】リモート下でも部下の主体性を引き出すマネジメント研修 体験セミナー
モデレータの山原さんからのご案内
ジャズとリーダーシップについて(山原さんはジャズピアニストでもあるのです。多才!) https://note.com/yamahara_susumu/n/n309eddbdb37d