弊社では、リーダーシップ・ジムという名前の、リーダー向けパーソナルトレーニングプログラムをご提供しています。1 on 1 やチームミーティングを(出席者合意の上)録音とってもらって、そのコミュニケーションパターンを、トレーナーである私どもと一緒に振り返り、新しいパターンをロールプレイするなどして効果的なコミュニケーションに変えていくご支援です。
固有課題やニーズに応えられると、弊社のラインアップの中でももっともご好評いただいているプログラムのひとつで、私どもにとっても手ごたえある変化に立ち会え、やりがいのあるものです。
私の長年の観察によると、コミュニケーションってだいたい2,3のパターンを繰り返していることが多いんですよね。パターンとは別名引き出しです。慣れた引き出しをしょっちゅうあけているわけです。
手に届く高さの引き出しはあけやすいし。
着慣れたボロボロのパジャマは、新品のシルクのパジャマより着心地いいし。
なんて話を、夕食のときにオットとしていましたら、
私のパターンは、「ばいきんまんのはひふへほー」一本やりだそうです。よく観察しておられる(汗)
はー:意外
ひー:驚き
ふーん:共感
へー:感嘆
ほー:賞賛
自分では意識していませんでしたが、話すときは好奇心持って聞くようにしていると、自然にやっていたようです。確かに言われてみたら心当たりがある。これ、どうなんでしょう。相手はどう感じているか今度聞いてみます。
そしたら、芸人のカズレーザーさんは、コメントの「さしすせそ」を使っているそうで、
さ:最高ですね!
し:渋いっすね
す:すごいですね
せ:世知辛いですね
そ:そっち?
これさえあれば、困らないとか。"そ"以外は共感ですね。カズレーザーさんの敵を作らない感じはこの共感からきていそう。参考:カズレーザー コメントで困ったときの“さしすせそ”披露 さんまも感心「すごいな、お前!」
引き出しは多い方がいいですね。何より相手に広がりが生まれそうです。
はひふへほ、さしすせそ。
あなたはどんなあいづちの引き出しを持っていますか?
(かおり)