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コロナの中、恐れと

上手く付き合う

· しあわせリーダー,オーセンティックリーダーシップ,マインドフルネス

コロナで大変な中、このブログを書くことに気持ちや思考がいきませんでした。

今、「幸福」というテーマで表現することが憚られるという感覚があったからなのと、自分自身に表現するための心のスペースが十分じゃなかったからだと思います。

 

そして今これを書こうという気になったのは、この正解がない中で、批判されることを恐れずに自己表現している人々の存在にエネルギーを頂いたからです。

 

今回も、自分の体験をベースに書かせて頂いています。

 

 

■ポジティブの罠

 

このような混乱や恐れを体験すると、私たちの多くは「いや、大丈夫だ」とか「コロナをチャンスに」とかポジティブな面に光を当てようとします。

 

それ自体が悪いわけではなく、ネガティブな感情を無視して見ないフリをしているとしたら、きっとそれは長く続かないし、自律神経失調を起こすと思います。

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Change transition curveをしあわせリーダーズ®︎が改編

*上図は、変化に適応する時の心理的なプロセスを描いたものになります。

 

図の(麻痺・茫然自失)から(拒否・否定)

→ここが無理やりポジティブ状態。

そして(パニック・恐怖)

→この時自分を責めたり、他人(政治家とか、企業とか)を責めたりします。(SNSも活発になります。)

そして、カーブの最底辺(不安からのうつ状態)でエネルギーとパフォーマンスは最低になります。

この図は、普通の人であれば体験するプロセスでしょう。

 

ちなみに「今日の自分はどの辺にいるかな?」って自分を配置してみることで客観視できて有効です。

おすすめは、この最底辺の状況までとっとと行くことです。

 

それには自分の感じている不安や恐れを自己理解する、そして自己共感することが効果的です。

方法としては、瞑想やジャーナリング(ノートに不安や恐れを書く)や人に話す(できれば聴くに徹してくれるコーチ)が有効でしょう。

ちなみに私の感じていた恐れはこちらです。

  • 自分自身に失望すること、自己不信
  • 人が離れていくこと、嫌われること
  • 人を救えない、役に立てないこと
  • 経営者(リーダー)として失敗の烙印を押されること
  • 倒産し、借金を抱え、自己破産し、家族を経済的に困窮させること

そして、こんな恐れがあるな〜とただ見る。

(ノートだと本当にただ見る)

しばらくすると、不思議と心が落ち着いてくるんです。

その後に、生き生きとした感覚があることに気づき、言葉にしてみました。

  • 自分がこの機会に進化して、より自由になる
  • 好きな人、嫌いな人、出会う人、別れる人とも関係性を大切にする
  • 治す・正す・自分が役に立ちたいではなく、本当の支援とは何かを問う
  • 全ての経験がベストな学習
  • 人生の流れに乗ることを創造的に選択する

「恐れ」に隠れていた願いや希望でした。

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資料元:Co-Creation Creators .LLC

http://www.cc-creators.com/business/?ref=top_t

これは、U理論のUプロセスを進んでいることになります。

図にもあるように自分との関係性の質を高めて、共感的に理解し、内側の願い・可能性に気づいていくということです。

■従業員や顧客とも同じプロセス

これから私は、経営者として難しい意思決定をして、社員や顧客にコミュニケーションをしていかないといけません。

私自身、最終的な意思決定はトップである経営者がしないといけないと思います。

ただ、その意思決定のプロセスにUプロセスの従業員や顧客の声を聴く、その背後にある願いを共有することは役に立つと思います。

ここ重要なのですが、自分がそうであったように従業員から最初に出てくる声は不安や恐れです。

そこに反応しないことです。

もう少し言うと、その不安や恐れを自分が解決しないといけないと思わないと言うことです。そう思うと聴けなくなるからです。

相手もUプロセスを進みます。

そのうち、内側の願い・可能性が出てきます。

(出てこなくても、聴いただけで関係性の質は高まるのでO K)

相手の内側の願いや可能性は、自分の意思決定のためのリソースになります。

■何度もUプロセスを繰り返す

意思決定をしたら、それを従業員にコミュニケーションしますね。

そして、意思決定というのは何かを捨てて、何かを取りに行くということなので、再び不安や恐れと直面します。

このコミュニケーションの時もUプロセスを進むのです。

社員の不安や恐れを聴く。

経営者としての意思決定の背後にある不安や恐れそして願いや希望も出す。

そして、一緒に協力して欲しい。理解して欲しいという願いも出す。

そうすると、社員は・・・

YesかNoです。(または、第3の案)

社員は、意思決定するのです。

自分と同じように

自分の人生の経営者として、意思決定します。

それがYesでもNoでも、お互いにとってベストな選択として、前に進んでいくのです。

これから、我々は、意思決定とコミュニケーションの質が問われます。

意思決定の質が良くても、コミュニケーションの質が悪いと、結果の質は悪化します。

意思決定の質が多少悪くても、コミュニケーションの質が良いと、結果の質が良かったりします。

もちろん、結果の質を何で評価判断するかに依りますが・・・

自分自身に言い聞かせるように、このブログを書いています。

きっと何度も不安や恐れを感じ、ここで書いてあることを実践することの難しさを体験していくと思います。

そんな時に一人にならずにつながりからエネルギーや気づきをもらって立ち直っていきたい。

その場としても「雑談塾」を大切にします!

 

http://zodan-school.mystrikingly.com/
#zodanschool

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Stay be Self!

Vecci